株式会社青い森工房 ペット事業部

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東洋医学から見る⑪犬の膵炎


土用は胃・脾の季節と言われますが、この”脾”というのは”脾臓”はもちろん”膵臓”も含まれていると考えられています。

ざっくり言うなら”消化吸収に関わる胃腸全体”

胃腸全体と言っても、小腸は夏大腸は秋ですが、口から肛門までは一本の管です。

胃腸の中でも、地味な存在の膵臓。

存在感抜群の胃の裏にあるため、人体解剖図では点線で描かれていることも・・・。(下図では胃と大腸の隙間に少し描かれています)

『インシュリンを作っている所』と言うと、ピンと来る人も多いですが「その他は何しているの?」と思われる方もいるかもしれません。

脂肪やタンパク質を消化する強アルカリ性の消化液(リパーゼ・トリプシン・アミラーゼ等)の他、様々なホルモンの原料となるものも作っています。

強酸性の胃酸で消化途中の食べ物が、十二指腸に送られてきた時、膵液が投入され、さらに分解された食物が小腸へと進んで行きます。

そのため膵臓に異常が起こると、嘔吐し、消化不良の臭い便が出ます。

急性の場合は、強い腹痛を伴い、便に血が混じることもあります。

慢性は、お腹の不快感から食欲不振になり、白っぽい下痢便ややはり嘔吐を伴う場合もありますが、急性ほど多くありません。

また断続的に腹痛や不快感があるため、だるそうにしたり、無気力に見えることもあります。

インシュリンを作っていることでも分かるように、ひとたび膵臓に異常が起こると、脂質やタンパク質の消化不良だけでなく、血糖のコントロール、さらに全身機能に関わるホルモン原料の供給も滞ります。

普段目立たない存在ですが、ひとたび問題が起こると、その重要度に驚かされるでしょう。

その膵臓も”脾”に含まれるわけで、土用に起こりやすい食欲不振や下痢・嘔吐も、繰り返す場合は、一度膵臓からのSOSを疑ってみると良いかもしれません。

肝臓同様、かなり状態が悪化しないと決定的な症状がで出ず、病院に行った時には数値的にもすごい状況で発見されることも少なくありません。

また”脾”というのは、湿気が苦手です。

つまり湿気が多い日本の環境は、元々”脾”のバランスを崩しやすい環境と言えます。

特にヨーロッパで作りだされた”洋犬”と言われる犬種は、暑さより実は『湿気』が苦手なタイプが多いように思います。

”脾”血液を作り出したり、唾液・尿・汗など体液全体をコントロールしているとも考えられています。

胃液・膵液など消化液全般も『体液』と言えます。

そして犬猫の場合”汗”という調整ツールがない分、人より吐いたり、下したりといった胃腸症状で調整することが多いのももっともだと感じます。

そして唾液・胃液・膵液・小腸液(小腸の空腸で分泌されます)と”脾”が関係するものは”液”なのに、胆汁だけはなぜか”汁”

誰が名付けたのか分かりませんが、系統の違うものだという認識はかなり前からあったのでしょう。

伝統的な和食は、ご存じのようにあまり脂質が高くないため、人間もかつては膵臓の問題が起こりにくい環境でした。

主食も米が中心で、副菜も根野菜や海草など使ったものが季節ごとにあり、血糖値が上がりにくい構成です。

そして犬の膵臓は、身体の比率から見ると、人間の膵臓よりずっと大きいです。

それだけ高タンパク・高脂肪食に対応可能なのは間違いありませんが、現代に生きる犬が食べる『脂肪の質』は、50年前のそれとだいぶ違います。

人間の食べ物と同じように、加工度の高い酸化した脂質』が問題です。

では野生時代のように、生肉や生レバーを食べさせれば良いかと言うと、それも全面的な解決策ではありません。

関連ブログ⇒ヒューマングレードの鶏肉

なぜならかつて犬の膵炎の多くは、感染症がきっかけとなっていました。

そのため抗生物質が、重要な選択薬となっていたのです。

遺伝的になりやすい犬種がいるのは確かですが、それ以外の膵炎の多くは

『過剰な酸化した脂質』

そして

『消化液に含まれる酵素を枯渇させる化学物質』

が原因と考えられます。

(もちろん今も感染症きっかけや糖尿病からの発症もあります)

この化学物質には、いわゆる加工時に必要な人工添加物だけでなく、家畜の肉に残留する抗生物質などの薬剤、残留農薬、除草剤なども含まれます。

それらを体内で無毒化したり、代謝するには抗酸化物質や酵素類を大量に消費し、肝臓や腎臓も疲弊させるのです。

膵炎は急性・慢性どちらであっても、食餌の管理は治療の主軸になります。

一言で言えば『低脂肪で消化の良い物』となりますが、具体的な食材を挙げれば

穀物:玄米・そば

タンパク質:タラ・鮭・鯛・皮なし鶏肉・鶏レバー・砂肝・卵

ポイントとしては、膵臓の細胞を保護するタウリン

そして抗酸化物質として働く、

・ビタミンB12・C・E

・葉酸

・亜鉛

・カロチン

・グルタチオン

を含む食材を摂ること。

タウリンは、魚介類やレバーに豊富。

貝類はよく「消化に悪い食材」として紹介されていることが多いですが、ホタテは胃を保護し、消化をサポートするのでお薦めです。

タウリンは水に溶けやすいので、茹で汁も是非使って下さい。

タラは、抗酸化物質になるグルタチオンを含んでいますので、膵臓がダメージを受けている時にはピッタリのタンパク質です。

これからの季節で、ビタミンC豊富な食材といえば、ブロッコリー、りんごなど。

ビタミンEは玄米、蕎麦、卵で補給できます。

卵は他にも、ビタミンB12・葉酸・亜鉛も摂れます。

また蕎麦は、アミノ酸スコアが高く92もあります。

卵や蕎麦はアレルギーがない限り、非常に消化が良く、優秀な食材です。

関連ブログ⇒糖尿とタウリン

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