株式会社青い森工房 ペット事業部

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私たちの中にあるもう一つの町②おぬしも中々の悪じゃのお


前回のブログでは、細菌がどんな方法で抗菌剤の脅威から逃れるかを擬人化して書きました。

おおまかに

・町内会方式

・ヤンキー方式

・リフォーム方式

とざっくり3パターン挙げましたが、これらの方法を使い、広く長く伝えていくことで、”耐性菌”が登場します。

この伝え方が、また実に巧妙です。

命を守る情報を伝える=遺伝子で伝える

のですが、やはり一番重要なのが

親から子へ。子から孫へ。

これが最も基本的な伝達方法ですが、他にも思わず『う~ん』と唸っちゃうような方法もあります。

~越後屋と代官~

時代劇の定番とも言えるシーン

代官「おぬしも、なかなかの悪じゃのぉ」

越後屋「お代官様ほどでは・・・」

代官&越後屋「ふぉっ、ふぉっ、ふぉっ、ふぉっ」

代官「ん?(天井を見上げる)」

越後屋「なに奴?」

代官「曲者じゃ!」

とまあ、こんな場面に例えると、

代官=抗菌剤

越後屋=細菌

忍者=ウィルス

という役回りになります。

もちろん実際に、細菌が抗菌剤に小判を渡すことはありませんが(^_^;)、細菌は

自分にとって脅威を感じる存在=代官

の攻略法というか操り方を 会得します。

これを遺伝子に刻み、子孫へ伝えていく訳ですが、その遺伝情報をウィルス(忍者)が記憶し、他の細菌に伝えるのことが分かっています。

まず前提として、細菌もウィルス感染します。

私たちがインフルエンザウィルスに感染するように、細菌に感染するウィルスもあるのです。

そういうウィルスを”ファージ”と呼びます。

(納豆菌に感染する納豆ファージというものもあります)

例えばエチゴヤ菌が代官を攻略する方法を盗み見た忍者が、今度はシロキヤ菌に感染して教えるのです。

多剤耐性菌=複数の薬が効かない菌というのは、こういったやり方で多くの薬に抵抗する能力を得ていると思われます。

よく『生物はウィルスによって進化した』と言われることがありますが、そのやり方の一つはこのようなパターンです。

こう知ると、抗ウィルス剤の乱用も抗菌剤同様、自分のためにならないことが想像がつきやすくなると思います。

~耐性菌が出来てしまったらおしまいなのか?~

現在の状況を変えない限り、悪循環は続きます。

これは進化を続ける細菌やウィルスのせいではなく、明らかに人災です。

医療の現場で不必要な抗生物質・抗菌剤・抗ウィルス剤を使わないことはもちろん、さらに重要なのは家畜・家禽・養殖魚の成長促進に使用している抗生物質・抗菌剤を止めることです。

参照ブログ⇒目に見えない抗生物質②

特に鶏の成長促進に、バンコマイシンに似た抗菌剤を使用しているのは非常に問題を大きくしていると感じます。

バンコマイシンは、院内感染でしばしば問題になるMRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)に有効な貴重な抗菌剤なのです。

鶏肉を食べることで、最後の砦となる薬剤の耐性がつく可能性があるなんて、なかなか想像がつかないと思います。

参照ブログ⇒目に見えない抗生物質①

しかしかつて耐性菌が出現したにもかかわらず、近年復活してきた薬剤があります。

それは、赤痢などの治療に使われてきたクロラムフェニコールです。

日本では1950年代から使用されてきましたが、1970年代に入ると赤痢菌の8割が耐性を持ってしまいました。

この薬は動物医療の現場でもしばしば使われています。

上部気道感染症・・・いわゆる喉が腫れたり、鼻水が出るような風邪ですね。

また肺炎、腎炎、前立腺炎など、広い臓器に対応できるので、便利な薬と言えます。

しかし一時人間が使用しなくなった原因は、副作用の強さでした。

腎臓機能や造血機能に問題が多く起こりました。

この薬は、脂に溶けやすい(脂溶性)性質を持っています。

そのような性質を持つ薬は、組織に薬が入っていきやすいのです。

組織に入って行きやすい=効きが良い

そのため特に慢性腎盂腎炎の猫にはよく使われていますが、人間同様、腎機能障害を伴っている場合は使えません。

またこの薬は興味深いことに、人間と猫への毒性が非常に似ています。

例えば人間・猫双方に、骨髄毒性が確認されています。

骨髄に入り込んで、再生不良性貧血を起こすのです。

(この副作用は、使用する量と期間を管理すれば、犬ではあまり見られません)

そしてこの抗菌剤を使用する病気に罹った時は、他にも症状・・例えば発熱とか鼻水、咳など・・を伴うものですが、それらに対応する薬の代謝を阻害するのが問題でした。

代謝を阻害する

腎臓から排泄するのが遅れる

体に留まる時間が長い

肝臓の負担が増える・効きすぎる

というような問題が起こります。

しかし70代に副作用の多さに使用を止め、2001年に耐性菌を調査したら、耐性を持つ赤痢菌は2割以下になっていたのです。

日本で赤痢の発症はほとんど聞かなくなりましたが、未だインフラの整わない国では日常的に発症していますので、耐性菌がゼロになることはないでしょうが、これは一つの希望を感じるデータです。

~30年くらい使わなければ、耐性菌を制御できるレベルになる~

30年と言えば丁度、”人間の一世代”

親の世代が使わなければ、子供の世代で耐性菌が制御できるようになるのです。

ちなみに耐性菌が、本来の細菌の姿に戻るメカニズムは簡単です。

耐性菌は抗菌剤に抵抗するため、親戚・近所付き合いを密接にし、本来持っていなかった”竹刀”とか”ガムテープ”を振り回していたり、家に様々な防犯装置を取り付けています。(前回のブログ参照)

これらは本来の活動以上に、余計なエネルギーを使っている状態です。

そのため本来の菌と生存競争をすると、ついていけず淘汰されてしまうのです。

環境に合った生きる術を見つけるのは生物の基本。

植物・動物を問わず、自然に備わった能力を人間の都合に合わせようとするのは、科学の進歩でも、先進技術の発展でもありません。

ただの傲慢です。

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