国産米が消える日⑤~ゲノム編集と遺伝子組み換えの違い


最近『ゲノム編集』という言葉を見かけることが増えました。

特に医療分野で使われるようになり、良いイメージを持たれる方が多いようです。

確かに、遺伝的な要素を含む疾患の治療には、大変期待できる技術だと思います。

しかし食べ物の育成に関わる分野で導入するには、リスクが高い技術です。

遺伝子を操作する技術という点では、遺伝子組み換えと同じです。

遺伝子組み換え(GM)⇒他の生物の遺伝子を挿しこむ

ゲノム編集⇒標的とする遺伝子の一部を切断する

例えばアメリカでは、筋肉の肥大を抑える遺伝子を切断した牛や豚が肥育されています。

生物は骨格や内臓機能に見合った筋肉を維持する、リミッターみたいなものが備わっています。

そうでないと体を支えられなくなるからです。

しかしこのリミッターを切った牛や豚は全身の筋肉が増え続け、ついには背中にラクダのようなコブ状の大きな筋肉もできます。

はっきり言って異様な姿の牛・豚です。