≪料理に慣れていなくても大丈夫!今日こそ ちょっとやってみよう≫
うっかりしてたら、1年ぶりとなってしまいました。
さすがに企画倒れしたのでは・・という説が社内でも出始めた”今日こそ料理シリーズ”
今日こそ更新です。
弊社フードは、基本的に水分に浸して与えて頂くことをお勧めしています。
通常は、常温の水やぬるま湯でも構いません。
しかし充分な水分を摂取させたい結石好発犬種やシニア犬などは、冷ましたお肉のゆで汁を使うと喜んで食べてくれます。
「ドライフードを食べた後に水を飲むから大丈夫」
と思われる方もいらっしゃると思いますが、食べる時点でフードに結合した状態の水分は、消化過程・水分代謝に差があります。
(腎臓関連の処方食に缶詰やパウチが多いのもそんな理由があります)
「胃の中で混ざるから同じ」
にはなりません。
しかし特に水分をしっかり補給したい結石好発種のワンちゃんの中には、ミニチュアシュナウザー・シーズー・ヨークシャーテリアなど、お口周りの毛並みが美しい種類も多いです。
(トリミングのスタイルによっては、プードルも)
上記のような犬種は、タンパク質や脂質を含む水分が、毛に触れることによって黄ばんだり、艶がなくなってしまうことを、お客様に教えて頂きました。
特に白い毛のワンちゃんは、目立ちます。
もちろん健康か口周りの毛艶か・・と言われれば、健康が大切なのは皆様ご承知なのですが、毎回食前に口周りの毛を結わいたり、食後に丹念に拭いたりというのは、犬にとってもストレスになることも・・。
そこで『こんな工夫をしています』とミートボール状にして与えることを教えて頂きました。
今回は、尿路結石を始めとした腎臓~膀胱関係の対策用に、砂肝を使いましたがレバーやハツ・ササミ・ラム・ポークなど、お好みでOK
味付け前の人間用の食材を、ちょっと取り分けて気軽にお試し下さい。
(犬用に作らなきゃ・・と構えてしまうと続きませんので)
うちでは2~3日分を、茹で汁ごとタッパーに入れて冷蔵庫に保存。
食べる時に、軽く温めて使っています。
もし『うちはこんなアレンジしてま~す!』というのがございましたら、皆様、是非教えて下さい。
①砂肝を茹でる
(砂肝は薬膳で、尿路結石や胆石の予防に良いとされている食材)
②人肌位に冷まして、茹で汁をフードに少しづつ混ぜて練る
③手でまとめられるくらいの固さなったら、一口分を伸ばす
④真ん中に砂肝を乗せ、丸める
出来上がり!
盛り付け例
※盛りつけ例のお写真はS様よりご提供頂きました。
いつもご利用ありがとうございます!
体の余分な熱を冷まし、利尿効果のあるレタスと
湿気の多い時期に起こりやすいトラブルを防ぐソラマメを添え
結石対策が完璧!
これならサラダやおつまみの一部を取り分けることで
簡単に出来ますね。
(早速マネさせて頂いてます)
ソラマメはつぶしてお団子に混ぜてしまっても良いし
毎回お野菜を添えなくても大丈夫。
もちろん、口周りが気にならないワンちゃんなら、お団子状にしないで
全体をまぜまぜしただけでOKですよ。