サプリが原因?変化したバターから脂質を考える



カナダの料理家のつぶやきから

ネットニュースにもなっていたので、ご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、カナダの著名な料理家ジュリー・ヴァン・ローゼンダール氏が自国産バターについて

「なぜこんなに硬いんだ?」

とつぶやいたことから、ちょっとした騒ぎになっています。



バターが溶けづらいのは、自宅の室温の低さかと思っていたら、ローゼンダール氏に同意する料理人たちが次々と現れたのです。



そこでオーガニックバターやフランス産など、いくつかのバターを同じ室内に置いて、比較したそうですが、やっぱり自国のカナダ産は溶けづらく、ゴムのように硬く伸びにくいと言います。


なぜそんなことのなったのでしょう?


その原因の一つが、ステイホーム需要でバターの生産が追い付かなかくなったことと関連している可能性があげられています。

生産量をあげるために使った脂肪サプリ

改めて言うまでもありませんが、バターの原料牛乳は、子牛のための母乳です。


つまり出産後、限られた期間しか出ず、乳牛は絶えず妊娠⇒出産を繰り返しています。

そのためバターが不足気味になっているからと言って、出産可能なメス牛を急激に増やすのは困難です。



そこで今すぐ搾乳できる牛の乳量を増やし、牛乳が水っぽくならないよう脂質を維持させるために餌に脂肪サプリを混ぜたそうなのです。



もちろんこのサプリを与えることは違法ではないし、

「牛の健康に影響しない」

・・・と関連団体は言っていますが、牛乳の脂肪酸に影響を与えたのは間違いないでしょう。


問題山積みのパーム油

牧草が主たる食餌の牛に、パーム油から作られた脂肪サプリを与える不自然さ。パーム油は植物性だから、牛に