紙一重のカビ~キャットフードから検出された厄介な慢性毒


最近、仔猫用ドライフードからゼアラノレンが検出され、回収を呼び掛けています。

ゼアラノレンは、麦やトウモロコシなどの穀物に付くカビから発生するカビ毒の一つです。

これはカビ菌そのものが死滅しても残り、熱にも強いのが特徴です。

健康被害が出るような”カビ毒”を作るカビ菌は、アスペルギルス属ぺニシリウム属、そして今回検出されたゼアラノレンを作るフザリウム属のどれかの場合がほとんどです。

このカビ毒 ゼアラノレンは消化管粘膜や肝臓、そして赤血球や消化管に住む微生物によっても代謝され、特にメスの体に影響を与えます。

一般的な食中毒のイメージは、嘔吐や下痢かもしれません。

(もちろんカビ毒による食中毒も嘔吐・下痢のような胃腸障害を起こすことも