食材がない!~お客さま目線がもたらした危機


今、とても困っています。

夏場、青森県近海で獲れる魚の種類が少なくなるのは自然の摂理。

しかしそれに代わるタンパク源(肉類)で、私たちの希望に適う品質は、人間用の生産で手一杯。

これ以上増産するには、設備も人手も増やす必要があり、簡単ではありません。

畜産は命を育む産業で、今日設備投資したから、明日から増産できるものではありません。

豚にしろ牛にしろ、妊娠⇒出産⇒肥育を繰り返します。

乳牛などは、授乳期間が終わればすぐ妊娠させます。

経済動物の宿命とはいえ、工業製品のように管理されています。

農産物も同じ状況で、近年「後継者不足や耕作放棄地が問題」と報道されることも増えましたが、問題の本質を捉えているとは思えません。

『農業は大変』

『畜産は重労働でなり手がない』

と言われて久しいですが、大変でもそれに見合った収入があればやりがいもあります。

しかし例えば米農家の収入を時給計算したら179円です。

(農林水産省調べ)

『農業は大変』どころの騒ぎではありません。

これで生活できますか?

最近の国政選挙でも、

『非正規雇用の最低賃金を上げよう』

と全国各地で謳われましたが、農家の収入はどうなのでしょう?

例えば東京ドームのグラウンドに(13,000㎡)大豆を育てたとしましょう。

天候も順調で、動物による食害もなく、全て収穫できたとしても、収入は¥30万弱。

これ、一か月の収入ではありません。

収穫1回分の収入です。

九州あたりなら、年2回収穫できますが、東北では1発勝負。

しかもこの収入から、種代、各種必要資材、人件費などの経費を引くと、手元に残る現金はわずかです。

だから現金収入を得るため、奥さんやお嫁さんがパート勤めをしたり、農閑期に出稼ぎするのです。

家族4人が、普通に生活するには、一体グラウンド何面分作付すれば良いのでしょう?

国土の8割が山地で平地が少ない上、大豆畑に大型の農耕機械を入れるのは無理です。

草むしりをするにも、手作業が中心となります。

『だから大豆なんかは輸入すれば良い』

という意見もありますが、気候変動は世界的な問題であり、何年か前のロシア産小麦のように

「今年不作だったので、全て国内消費に回します。日本に輸出する分はありません」

と、いつ言われるか分かりません。

また複雑な国際情勢も勘案すると、日本で栽培が難しい作物はともかく、国内で栽培可能・・どころか栽培しやすい作物を輸入に頼るのは、安全保障上も避けるべきことです。

スーパーへ行けばいつでも商品が豊富だし、コンビニはいつでも開いていせいか、どこか

『食べ物は簡単に手に入るもの』

という意識がすり込まれているように思います。

しかし実際は、米も1年に1回しか収穫できないし、台風や猛暑、日照不足などで味も収穫量も大きく変動します。

それなのに『お客様目線』というお題目の下、まず販売価格ありきで交渉が進む異常さ。

今どき、どんな小さな企業でも、無駄な経費を放置している所などありません。

販売価格

小売店の利益

加工工場の経費・物流費

それらを全て引いて残った金額が原料買付価格

になります。

多くの方は、原料費から積み上げて販売価格が決まると思っていると思います。

(もちろんそういう決め方をしている個人商店はたくさんあります)

しかし現実には、大きな市場ほど、農家や原料販売企業が価格を決められる環境にありません。

このご時世、あからさまに圧力をかけて価格を下げさせられることは、ほとんどありません。

ただ「価格が合わない」と取引を切られるだけです。

この数年で、そのような状況に追い込まれ、廃業した方々がいます。

良い物・・・この場合、見た目が良いという基準ではありません。

安全で、作物(動物)本来の育て方にこだわり、環境にも配慮していた”良い物=本物”という意味です。

このような農畜産物を供給して下さる方がいないと、ペットフードどころか安全な食品も作れません。

同時にこのような育て方をしてくれる方がいないと、地下水や川に悪影響を及ぼし、海の生物にも影響します。

海の環境が変われば、気候にも影響し、結局陸の生物環境にも跳ね返ってくるのです。

『農家では生活できない』

そんな理由で作り手が日々減り続ける現実。

日常生活に支障をきたす状況を突き付けられた時には、全てが手遅れになった時でしょう。

『お客様目線』という耳触りの良い言葉の裏で、私たち消費者が困ることになる状況が進んでいます。

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(製造工場)

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青森県農林水産部へ弊社商品が

青森県産の食材を使用し、同県内で製造している旨の資料を提出し、県産品PR用ロゴ使用申請を行ったところ、正式に受理されました。

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