卵と納豆と風邪薬


この三つに共通している成分があります。

それはリゾチーム。

リゾチームは細菌の細胞壁を加水分解する酵素です。

実は、唾液や鼻汁にも含まれていて、外からの侵入者から守ってくれています。

まるで玄関で不審者の侵入を見張っている警備員さんのようです。

ところが自分で持っているリゾチームでは追いつかない数の細菌に襲われたり、免疫力が落ちていると、外敵の侵入を許してしまい、風邪などの感染症に罹ってしまいます。

そんな時、CMでお馴染みのパブ〇ンなどを飲むと思いますが、最近

「塩化リゾチーム配合」

と聞かなくなったと思いません?

一般に、酵素類は熱に弱いです。

ところが鶏卵の研究で、非常に興味深いものがあります。

健康のために生卵を飲む方もいっらしゃいますが、生卵を安全に食べられる国は、世界広しといえども日本くらいです。

鮮度の問題・・というよりサルモネラ菌などの感染リスクがあるので、加熱調理が基本です。

しかし酵素ブームが起こってから、

「やはり”生”で食べないと、酵素が失活してしまって意味がない」

というような声も多く聞かれました。

確かに卵も、加熱(ゆで卵)すると8割方リゾチームが失活してしまいます。