絵本の世界が大変だ!


犬を題材にした絵本は世界中にあります。

しかし先日、洋書の翻訳をしている友人と話していたら、意外な話を聞き驚きました。

なんと、絵本や児童書の内容について、以前では考えられなかったクレームが出版社へ来るというのです。

特に動物が出てくるお話が鬼門?!だと言います。

具体的に言うと、例えば鳥が主人公の冒険物語を読んだお子さんが、飼っていた鳥も、冒険に行って帰ってくると信じて、外に放してしまった。

『どう責任を取ってくれるんだ!』

また犬のトレーナーを名乗る方が

『例え泥棒であっても一般の愛玩犬が、ハンドラーの指示に基づかない環境で、人に噛みついても良いということを植え付けるのは好ましくない。そういう状況では、たとえ警察犬でもだめな話』

また親御さんと思しき方から

『子供と犬がノーリードで歩いている挿絵は問題。子供は視覚的な印象から入るから、これが当たり前と受け止める。すぐに訂正すべき』

ハリウッド映画でも、最近は脚本の段階だけでなく、撮影現場にも保険会社の担当者が張り付き、セリフや演出などをチェック。

スポンサーや社会的影響、訴訟リスクなどを判断しながら撮影を進めているという話は聞いたことがありますが、まさか出版の、しかも絵本や児童書でこんな問題が起こっているなど思いもよりませんでした。