ワクチンの賛否両論②


イギリスでの調査ですが、日本で言うところの『混合ワクチン』の接種による副作用の報告が載っています。

イギリスでの報告

イギリスでは生ワクチンを使用しているケースが多いことも関係していると思いますが、ワクチンに入っている病気に罹るケースが多いようです。

例えばジステンバーとかパルボウィルスに、リアルに感染してしまうという副作用です。

(日本では生ワクチンの販売が、今年からほぼなくなるので、獣医師が直輸入しているケースは別として”不活化ワクチン”がメインになると思います)

この報告書からは、現在日本の犬たちが抱えている問題とリンクする、非常に心配になるデータがいくつも見られます。

例えば、

『行動上の問題を抱えている犬の69.2%が、接種後3か月以内にさらなる困難を抱えているように見える』

という記述。

『もともと神経質な気質や心配性の犬の72.5%が更に神経質になり、73.1%の犬はぼんやりした状態(不注意な状態)になった』

また”ワクチン接種した3か月以内に発症した代表的な病気”として以下のものが記載されています。

癌(35.1%)舞踏病(81%)、脳炎(78.6%)、心臓病(39.2%)、腎臓障害(53.7%)、肝障害及び肝不全(61.5%)、後足麻痺(69.2%)、膵臓の問題(54.2%)

この数字の見方は、例えば「癌に罹った犬の35.1%が、過去3か月以内にワクチンを接種していた」ということです。

イギリスでは日本ほど接種間隔が短くないので、分かりやすいのかもしれません。

また

『ワクチンがアレルギー、過敏反応、自己免疫疾患、脳炎、てんかん、人格変化、脳損傷の原因となっているとされている獣医学の研究が増えています。Canine Health Concern(犬の健康に関するテストをした組織のこと)の結果は統計的に非常に有意であり、統計的確実性が非常に高いです。これは上記の疾患がワクチン接種によって誘発される、または引き起こされる証拠が強いことを意味しています』

と。

またワクチンよる損傷で、予防接種9か月後に関節炎と慢性破壊性網膜症(脊髄のミエリンに影響を及ぼす変性疾患)が発症することも報告されています。

ミエリンとは、脊髄の神経を守っている鞘のようなものです。

電気コードに例えると、中の銅線が神経だとすると、周りを絶縁して感電から守っている部分です。

しかし、9か月後となるとなかなかワクチン接種と結びつけることは難しいと思われます。

というわけで、こんなに副作用のことばかり書くと

「お前はワクチン否定論者なのか!」とお叱りが来そうですが、決してそうではありません。

(推進派でもありませんが・・・(^_^;))

ワクチンは感染症の減少に貢献してきまし、今も多くの命を救っています。またワクチンの優れた部分は、データを公表して説明しているものを数多く見ることができます。

それに対し、ワクチンの副作用を懸念する話になると、感情的なものが先行してしまい、せっかくのデータがかすんでしまっているのは公平ではないと考えます。

また急性副作用に関する情報は、比較的見つけることができますが、遅発性の副作用について信頼できる情報は少ないこともあって、取り上げてみました。

どんなに良い薬でも、100%安全で、100%効果があると保証付きのものは存在しません。

例えば「花粉症が辛く、夜も眠れない状況なのに、抗アレルギー薬は強いからと使わない」というのは得策とは思えません。

早く症状を鎮めて、質の良い睡眠が確保できれば、体力(免疫力)の回復も早めてくれるでしょう。

その後、徐々に食事や生活改善で体質を変えていく方が、結果的に心身ともに早く健康に向かうことでしょう。

ワクチンも同じです。

「接種しているから間違いない」

ではなく、接種していてもその病気やその他の病気に罹る可能性を排除しないで頂きたいと考えています。

その一方で

「ワクチンは危ない」「副作用が怖い」

という情報に不安を抱くだけでなく、それらを起こりづらくする食生活や飼育環境、レメディもあることを是非頭の片隅に置いて頂けたらと思います。

(特に狂犬病ワクチンは義務なので)

様々な選択肢を知ることが、犬たちをより健康にしてくれると思います。

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