国産大豆は1/10以下


数年前にマグロ加工の最大手企業が、大間産のマグロを使ってないのに、偽装表記をしていたのが発覚しましたが、”国産大豆”もそのようなことになっていないか心配です。

例えば、日本での年間大豆消費量は約300万トン

そのうちアメリカからの輸入大豆は約230万トンです。

アメリカからの輸入が止まると、非常に危うい状況です。

ちなみに国産大豆は、年間23万トンほどしか収穫されていません。

つまり国産大豆は、市場全体の1/10以下しかないはずです。

ところが近所のスーパーでも『国産大豆使用』の文字は、よく目にします。

しかし『国産大豆100%使用』というのは、あまり見ません。

別にごまかそうというわけではないのかもしれませんが、なんとなく釈然としない気持ちになることがあります。

『国産大豆使用』というのは『国産大豆使用』と考えた方が現実に近いでしょう。

なぜなら冒頭の大間産マグロの話ではありませんが、『100%国産大豆』だと考えると、収穫量と合わなくなります。

(大間産マグロの他、魚沼産コシヒカリも何故か毎年、流通量が収穫量を上回る不思議な?現象が起きていますが・・・)

問題はアメリカの大豆作付が、ほぼ遺伝子組み換えになっていることです。

カナダも年々100%に近づいていますし、ブラジルもすでに作付の70%以上が遺伝子組み換えです。

そもそも、アメリカ・カナダで大豆は、油を採るために作付を始めました。

(絞った油から、遺伝子組み換えの痕跡を見つけることは、現在の技術では不可能です。)

しかし大豆が昔から重要なタンパク源として、そして味噌・醤油という和食の根幹を成す調味料として食文化に根付いている日本にとって、遺伝子組み換え大豆が混入するのは脅威とも言えます。

ちなみに「最近、中国産は見なくなったわね。みんなが敬遠したから、企業も輸入をやめたのね」

という方もいましたが、イヤイヤ・・・

中国は今や食糧輸入国。

日本に輸出する余裕はないのです。

ブラジルが、急激に大豆・トウモロコシ、そしてそれらを餌にする鶏肉の一大輸出国になったのは、”中国”というお得意様の存在があるからです。

パッケージや裏表記でも分からないことが増えてきた昨今。

消費者自身が知識を持って、企業規模の大小やパッと見の表記に惑わされず、きちんと選んでいくことが求められています。

例えば、全国の小売店で無作為に選んだ豆腐の遺伝子検査をしたら、約6割の商品から1%を超える遺伝子組み換え大豆が検出されている事実をどう思われますか?

最終商品から1%以上検出されたということは、原料段階だとどれだけ混入しているのでしょう?

もちろん日本の法律ではセーフです。

しかしEU国内であればアウト。1%を超えて混入している商品は撤去されます。

『日本には遺伝子組み換え作物が入ってきていない』と信じ、『私は食べていない』と思っている方は多いですが、実はかなり口にしています。

人間用でさえこのような状況ですから、ペット用は言わずもがな・・・。

石綿や血液製剤の問題の時のように、海外ではすでに危険だと言われていたのに対応が遅れ、何年、何十年も経ってから苦しまれている方がいます。

遺伝子組み換え作物も、早急に手を打つ時期に来ていると思います。

関連記事一周回って困る話(トウモロコシ編)

関連記事②米・麦・大豆の将来

関連記事③遺伝子組み換え作物の現状と課題

#シニア犬 #猫 #シニア猫 #ペットフード #春夏秋冬 #犬 #手作り食 #遺伝子 #大豆 #遺伝子組み換え