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お菓子とマヨネーズ

  • 執筆者の写真: 青い森工房
    青い森工房
  • 2016年10月30日
  • 読了時間: 2分

更新日:2021年2月13日


お菓子作りが得意な友人がいます。

小麦粉・バター・卵・砂糖・・・おおまかな材料はいつもそんな感じなのに、出来上がるとクッキーだったり、マドレーヌだったり色々です。

用意される材料は同じでも、合わせる順番やオーブンの温度で違うものになるから面白いです。

卵ひとつとっても、全卵をそのまま泡だて器で牛乳と合わせていく時もあれば、卵白だけ先に泡立てて使ったり・・・。

お菓子も分量や手順が重要ですが、マヨネーズも難しい(と思うのは私だけでしょうか?)

卵黄・酢・油にせいぜい塩・胡椒という極めてシンプルな材料です。

卵の温度や、酢との混ぜ方に失敗すると、油を加えた時に分離してしまいます。

一度分離してしまったら、もうマヨネーズにはなりません。

パセリや各種ハーブかなんかを入れて、”オリジナルドレッシング”ということにします。(マヨネーズ作りに失敗したことは内緒です)

このようにちょっとした温度や手順の重要さは、ペットフード作りにも共通したものがあります。

材料一つ一つの特性を最大限に生かすには、温度管理から混ぜる順番などいくつものコツが必要です。

机上計算で『これで栄養素は完璧!』と思っても、その材料一覧と配合バランスを現場に伝えただけでは、形にはなりません。

そこに長年の経験と技術を持った人たちがいないと、マヨネーズではなく”オリジナルドレッシング”にしかならないのです。

これは製薬の現場でも同じだそうで、研究者から『はい、この配合で作って下さい』と指示されても、どの物質をどの順番で混ぜていくかは現場の技術者が決めていきます。

例えば、Aという物質にBを混ぜていくのか。

BにAを混ぜていくのか。

こんな単純なことでも、結果が全く違ってきます。



そしてテスト的に少量で作った時はうまく行っても、機械を使って大量生産に入ると同じような結果になるとは限らないとのこと。

そうすると、今度はその機械を製作する技術者が”いかに求められる品質を安定的に、かつ大量に作れるか”ということに挑みます。

お菓子から薬まで、普段何気なく口にしている物は、多くの職人技で支えられています。

 
 

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