腹の虫(遺伝子vol.3)


『腹の虫が治まらない』

『腹の虫の居所が悪い』

こんな言葉を何気なく使っていますよね。

時に本心を探ることを

『腹を探る』と言ったり

心の中で何かを企んでいるような人を

『あの人は腹に一物ある』などと言ったり。

あれこれ考える司令塔は、”脳”ということになっていますが、昔の人は”お腹”に存在する何か(虫とか一物とか)が人の感情や性格に影響を与えていると考えてきたフシがあります。

単なる比喩と思われていたこれらの表現が、近年科学的に正しかったと証明されつつあります。

例えば、緊張してお腹がグルグルしてくることはありませんか?

あるいは胃のあたりがキューっとするとか。

つまり精神的な影響で、胃腸に何らかの症状が出る経験は多かれ少なかれあると思います。

精神⇒胃腸

これが胃腸⇒精神という、逆ルートもあり得ることが腸内細菌の研究で判明しつつあります。

つまり腸内細菌のどのグループが多い・少ない、ということが性格や気分に影響を与えているというわけです。

俄かに信じ難いかもしれません。

しかし『食生活を変えたらイライラしなくなった』というような話を聞いたことはありませんか?

もちろん栄養的にバランスが取れた食事は重要ですが、常に完璧な食事を摂ることは不可能です。

しかし少し気を