東洋医学から見る21~喉の渇きに鈍くなるのは腎の衰え


暦の上では『秋』だと言われても、ちっとも実感がありません。

長引く暑さは、年齢・犬種を問わず負担が大きいですね。



犬も年齢を重ねると、”渇き”に対してやや鈍くなるのは同じで、昼寝をしているうちに脱水症になり、慌てた飼い主さんから「どうしたらいいの~?!」とお電話を頂戴したことがあります。(もちろんエアコンをつけた部屋にいたのですが)



あと高齢犬に多いのは、うんちがコロコロに固くなって排出しずらそうにしている時も、水分不足のサインの一つだと言えます。(もちろん固い便の原因は、他にもありますが)



「1時間に1回はお水一口飲んで下さいね!」

「ワン!」

という訳に行かないのが悩ましい所ですが、飲まないからって放置する訳にはいきません。

食餌やおやつで、水分を補給させる工夫が必要です。


なぜ渇きに鈍くなるのか

そもそも渇きに鈍くなる・・というのは東洋医学的に腎臓が弱っていると見ることができます。

ご存じのように、腎臓は全身の水分コントロールで重要な働きをしています。


加齢に伴い、腎の働きが弱ってくる⇒水分代謝が落ちてくる⇒水分が必要なところに上手く回らない


ということが起こりやすくなります。

腎臓では血液に乗って運ばれてきた老廃物を濾して、尿と共に排出していますので、腎機能の衰えは全身状態に与える影響は少なくありません。




同時に代謝が落ちる⇒水分の処理能力が落ちるとも言えますので、いわゆる”がぶ飲み”が出来なくなるんですね。

”がぶ飲み”というのは、ダムの処理能力を超えた大量の雨水が入り込んでくるようなイメージです。


雨量をコントロールすることはできないので、キャパシティを超えると決壊してしまいますが、生き物は決壊させないよう飲む量を自然とコントロールします。

歳をとると油の消化能力が落ちて、あまり食べたいと思わなくなるのと似ているかもしれません。



ただ脂質も細胞膜の形成・維持において重要なので、シニア期は量より質を重視して適度にとり続けるのが大切です。


一方、水は日々の細胞活動において非常に大切ですが、シニアになると上記のように『腎の衰え』からくる水分摂取不足で、

・全身の老廃物排出が滞る

・必要な場所への巡りが滞る

・血液の不足からくる不調

といった問題が起こりやすくなるわけです。


こんな時にお勧め

裏を返せば『腎の働きを助ける』ことができれば、ある程度飲める”ようになりますが、若い時のように戻るわけではないので、やはり毎日の食餌からどれだけ無理なく水分摂取できるか・・というのは健康に過ごす上で大切です。

なにしろ体の70%が水で出来ているのは犬猫も同じですから。


そこで

・暑さ疲れが出ている。

・暑さで食欲が落ちている。

・暑くて散歩や運動も控えめになり、水分も食餌も少なくなっている。


という時の食材として栗をお勧めします。


栗の薬膳的働き

甘くて犬が好む味なので、甘味に属すると思いきや腎機能を補う『鹹味』の要素を持っています。

完全に鹹味とするグループと甘味と鹹味両方を持つと考えるグループもありますが、私の経験では鹹味の要素を比較的はっきり感じます。



腎機能が高まっていくと、足腰もしっかりしてきますし、なにより気力が出てくるんですね。

腎が管理する水分(血液)が、全身にしっかり巡ると筋肉や骨にも必要な栄養が届き、老廃物も排出されますから当然です。

しっかり自分の足で歩けると、さらに血流が起こり良い循環が生まれます。


また胃弱や下痢の時にも助けてくれるので、秋土用に入ってからもお勧めしたい食材です。



茹でて皮を剥いて、食餌のトッピングにするのも良いですが、おやつに与えるのがお勧めです。


ビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富ですが、低脂肪なのもシニア向き。

栗も一応”ナッツ”の一種ですが、多くのナッツと違い脂質が低いので、多少食べ過ぎても安心です。



縄文遺跡からも多く出土していますから、米より先に主食として食べていたと思われます。・・ということは、当然一緒に暮らしていた犬たちも、栗は古くから食べてきた食材の一つでしょう。



関連ブログ⇒秋~土用に起こりやすいこと

関連ブログ2⇒縄文の時代から


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